特色と概要

  • 高田馬場の乗換駅としての機能を生かし、駅周辺や早稲田通り沿道を地域の業務商業の拠点として、活力のある街を目指す。
  • 早稲田大学や各種学校の立地により古くからの学生のまちとしての歴史があり、若者が集まる活気あるまち

戸塚地区町会連合会活動の主な指針 を目指す。

  • 道路基盤整備など、防災性能の向上したまちを目指す。

戸塚地区は西は小滝橋から東は早稲田大学まで約2.6km、南は諏訪通りから北は神田川まで約0.9kmと大変東西に長い地域で、そこに25の町会があり、各々個性的に活発な活動をしている。

戸塚は古くは富塚、狐塚、十塚とも言われていたようだが定かなことはわかっていない。「小田原衆所領役帳」などによれば大久保、百人町、戸山あたりまで含んだ地域の総称であったようだ。

戸塚地区には、全国的に名前の知られている多くのものがあるが、その中の代表的なものを以下に紹介。

高田馬場

高田馬場駅は、JR東日本で第9位の20万7千人の乗車人員で、一つのホームの駅としては日本最高になる。

高田馬場は堀部安兵衛の助太刀で元緑時代から江戸庶民に知られた名前で、幕府が寛永13年(1636年)に開いた馬場は、現在の駅からは少し離れた西早稲田にあったようだ。

早稲田大学

早稲田大学は、大隈重信の別邸が早稲田村にあったことから名付けられ、西早稲田キャンパスは12ヘクタール以上の広さがあり、5万人もの教職員・学生が集い、若者のまち戸塚の中心となっている。

神田川

南こうせつの歌で有名になった神田川は、戸塚地区の北側を流れている。かつては、数々の水害をもたらしたが、治水工事が進んだおかげで昭和57年を最後に大きな洪水はなくなり、最近では水質も改善され鮎、鯉などが泳ぐ川に生まれ変わった。また、春には西早稲田付近の両岸に桜が咲き大変見事である。

福祉のまち

戸塚地区はまた、多くの福祉団体が集まるまちでもある。日本点字図書館、日本障害者スポーツ協会など全国的な活動を行っている団体や、アムネスティインターナショナル日本支部、国境なき医師団、ピースボートなどの国際的な活動を行っている団体の事務所が点在している。