2017年12月定例理事会

  • 日時:平成29年12月5日 午後2時30分~
  • 場所:若松地域センター 2階 第1集会室

出席者

  • 四谷:大熊 松川
  • 箪笥町:大崎 渡部 飯島
  • 榎 町:中村 松永 廣井
  • 若松町:桑島 鈴木
  • 大久保:大浦 植村 石井
  • 戸塚:福本 古澤
  • 落合一:前田 村上
  • 落合二:小野田 坂田
  • 柏木:山田 津田
  • 西新宿:青木
  • 区役所: 
  • 参与:
  • 司会進行:大浦 副会長


司会進行:大浦 副会長


会長あいさつ

本日は、区町連定例理事会にご出席いただきありがとうございます。早いもので、今年最後の定例理事会となりました。

先月18日には、第9回となる区民医療公開講座が開催され、多くの方の参加をいただきました。高血圧や胃がんという、身近な症例がテーマだったこともあり、活発な質疑が行われ盛況のうちに終了しました。参加された皆さま、ありがとうございました。

さて、これからの時季は、夜警活動をされる町会・自治会も多いかと思います。皆さまもよくご存じのとおり、12月は火災が発生しやすい時季です。新潟県の糸魚川市で大規模火災が発生したのも、昨年の暮れだったと記憶しています。地域の安全を守り、注意喚起をする夜警活動は、非常に大事だと思っていますが、今年の12月は例年以上に寒さが厳しいそうですから、寒さ対策を万全にして活動に臨んでいただきたいと思います。

それでは本日もよろしくお願いいたします。

地域振興部長あいさつ

マスコミ報道もされていますが、都内でもインフルエンザが流行してきました。ワクチンが一部足りないのではないかとも言われていますが、総量としては足りているそうで、流通に偏りがある状態のようです。12月中旬になれば、どの医療機関にもいきわたるようですので、接種もできるものと思います。

また、このたび、区町連が地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰を受けられました。おめでとうございます。東京都からは、東京都町会連合会、立川市町会連合会と新宿区町会連合会の3団体のみが受賞されました。これも普段からの町会長自治会長の皆様の活動のたまものと、心から敬意を表しお慶び申し上げます。

今日は、今年最後の理事会ですが、また新年5日の賀詞交歓会でお元気な皆様とお目にかかれればと思っています。本年も1年間ありがとうございました。

行政等からの連絡

(1)確定申告における広報協力のお願い

新宿税務署 荻野 総務課長補佐
四谷税務署 柳田 総務課長補佐

資料に基づいて説明・ポスター掲出依頼がありました。

林参与: チラシの裏面に、医療費控除を受けるための手続きが変わったとありますが、これによると領収書を提出しない代わりに明細書を添付するということです。申告者の作業が増えることになるのではないでしょうか。
総務課長補佐: これまでも、明細書は添付していただいていましたので、領収書の提出が不要になり、ただし5年間保存してください、という変更です。

(2)第16回新宿シティハーフマラソンの交通規制ポスターの掲出について

新宿未来創造財団・佐藤 担当課長・青木 マラソン課長

資料に基づいて説明・ポスター掲出依頼がありました。

(3)「おしごと探しはハローワーク」の周知依頼について

ハローワーク新宿 永(ながい) 統括職業指導官

資料に基づいて説明がありました。

ハローワーク新宿は、全国一の規模を誇る職業安定所です。エルタワービルをはじめ4つの施設があり、施設ごとに扱う対象者が異なります。このリーフレットは地域センターや図書館にて配布していますので、周知の協力をお願いします。

(4)新宿区勤労者・仕事支援センター事業案内について

佐藤 新宿区勤労者・仕事支援センター担当課長

資料に基づいて説明がありました。
地区町連に説明に伺います。

大熊会長: この事業案内はわかりやすく素晴らしいし、区として行っている事業も素晴らしいのにあまり知られていないと思います。ぜひパンフレットを持ち帰って、地域の皆さんに知らせて宣伝をしていただきたいと思います。

※事業案内が入用な場合は、勤労者・仕事支援センターまでご連絡ください。

(5) 健康講話「高齢者だけじゃない!若くても油断できない認知症
~若年性認知症について~」

保健予防課保健相談係 井瀧保健師

資料に基づいて講話がありました。
講演会が12月13日にあります。

小野田
常任理事:
とてもいいお話でした。もう少しゆっくりと聞きたいと思いました。
保健師: 今日は駆け足でしたが、職員を地域に派遣する「ふれあいトーク宅配便」でも町会・自治会にお話に伺えますので、ご利用ください。また、講演会にもご参加ください。

(6)「健康づくりウォーキングマップ」の作成について

松浦 健康長寿担当副参事

資料に基づいて説明がありました。
大変好評につき増刷中です。
地区町連で資料として配布します。

(7)「みんなのメダルプロジェクト」チラシの掲示について

山本 新宿清掃事務所長

資料に基づいて説明・ポスター掲出依頼がありました。

(8)平成30年度区営駐輪施設定期利用者募集について

山口 交通対策課自転車対策係長

資料に基づいて説明・ポスター掲出依頼がありました。

大浦副会長
(大久保地区):
私道への違法駐輪については区では取り締まれないのでしょうか。表通りは確かにきれいになっているのですが、中に入ると無断での違法駐輪が多く困っています。
自転車対策係長: よくご相談いただく事例で、新宿区としても苦慮しています。土地の所有権がないとなかなか手が出せないのですが、場所に応じて対応ができますので、まずは自転車対策係にご相談いただきたいと思います。
古澤理事
(戸塚地区):
駐輪施設の利用率はかなり低いのではないかと聞きましたが、いかがでしょうか。
自転車対策係長: 鋭いご指摘ですが、確かに立地等により非常に高い利用率のところと、そうでないところの差があります。うまく平準化できればと民間運営施設等の手法を使って、料金に差をつけたりして利用率を高めていきたいと考えています。

(9)第14回「新宿区男女共同参画フォーラム」チラシの掲示について

北沢 男女共同参画課長

資料に基づいて説明・ポスター掲出依頼がありました。

(10)「消費生活展」周知用チラシ掲示のお願い

皆本 消費生活就労支援課長

資料に基づいて説明・ポスター掲出依頼がありました。

(11)第8期エコライフ推進員の推薦について
(12)羽田空港の機能強化に関する住民説明会開催のお知らせについて

組澤 環境対策課長

資料に基づいて説明がありました。

各地区2名のエコライフ推進員の推薦をお願いします。
(地区町連会長あてに依頼書をお送りします。)

羽田空港の説明会について、該当地区(落一・落二・柏木・角筈)へのチラシ の掲出と回覧板での周知をお願いします。

前田副会長
(落合第一地区):
この説明会は今まで何度か行われた説明会と同じ内容でしょうか。
飛行高度が低くなったり飛行頻度がより増えるというようなことにならないかと、落合地区ではとても心配しています。
環境対策課長: 基本的には同じものですが、地図上の飛行経路の詳細がわかりやすいものになったり、飛行高度が20~30m高くなったりと、新たに決まったことを反映させています。
回数に関しても、最大で1時間に44回で変更はないと聞いています。
大浦副会長
(大久保地区):
いくつか聞きたいのですが、今から25年前に羽田の騒音問題で裁判になって、判決で飛行禁止区域となった区域があります。今回の拡張計画ではそこも経路に入っています。ということは以前の判決は時効になったのでしょうか。
それからもう1つ、新宿上空を飛びますが、新宿あたりの高層マンションの最上階は、とても静かで見晴らしもいいので価格も一番高いのです。それが1時間に40回も飛行機がすぐそばを飛ぶようになると、静かということはないので資産価値が下がってしまうのでしょうか。
また、新しい経路では、川崎の上空を通りますが、川崎はコンビナートがたくさんあって、万が一落下物があったりしたら、どんな事故になるのかわかりません。1番わからないのは、テスト飛行をしていません。
テスト飛行がないと、自分の家への影響が全く分かりません。そんな中で説明会を開いても価値がないと思います。テスト飛行を何回もして、影響がわかってくれば説明会で質問もできますが、国からの説明を一方通行のように聞くだけで、それを積み重ねて住民の理解を得られたと思われたら迷惑なだけです。
わかる範囲で結構ですのでお答えください。
環境対策課長: 羽田の裁判の件は判らないのですが、飛行機の騒音に関しては当時よりもだいぶ静かになっています。また、羽田の騒音は離陸時の騒音かと思うのですが、離陸と着陸では騒音がだいぶ違います。新宿の上空を通るのは着陸便で上空3000フィート、約900m上空なので、羽田に比べ高度も高くだいぶ静かです。
11月に、同じような条件の東大阪市に視察に行ってきましたが、離陸便で上空3000フィートを飛ぶのですが、東大阪の皆さんはそれが普通になっているので、騒音はあまり感じませんでした。
落下物に関しては、本当にあってはならないことと思っていますので、落下物対策は強くお願いしています。
また、説明会についても、一方的にならないように丁寧な説明をと申し入れています。今日のご意見も、東京都や国の担当者にお伝えします。
それからテスト飛行に関しては、現行の管制システムではなかなか簡単には飛ばすことはできないと国は言っていますが、今回のご要望があったことを伝えたいと思います。
林参与: 区の課長がお答えになるのも難しいかと思いますが、今の説明も、基本的にすべてがアバウトなのです。
国でもすべてが決まってはいないので、飛行頻度・高さも断定的には言えないのだと思います。25年前の飛行禁止区域に飛行機を飛ばすのも、国が超法規的に考えるということで行っています。
また、この機能強化に関しては、課長もお困りになるかと思うのですが、『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据えた』と書かれてしまうと、一般区民はオリンピック・パラリンピック開会中だけ我慢すればいいと思ってしまうのですが、その点はどうなのでしょうか。
環境対策課長: 飛行高度や頻度に関しては、ご指摘のように国からの説明を情報提供をさせていただいています。
また、国土交通省のオリンピック・パラリンピック開催を見据えたという表現は、閉会後は元に戻るのだろうという誤解を区民の皆様に生じさせてしまうので、その点を留意してきちんと丁寧な説明をするように申し伝えます。
林参与: ということは、オリンピックが終わってもずっと超法規的に機能強化を続けるということでしょうか。
環境対策課長: 国からは、オリンピックを契機に、国の経済的発展などの面でも必要なので、当面は同様に進めていくと聞いています。

国の航空行政の検討会でも、羽田の沖に滑走路を作ればいいのではないかという意見も出たそうですが、それを実現するには何十年もかかってしまうので、当面はこの案で行くということです。期限がいつまでとは聞いていません。
国との意見交換の場はありますので、このような意見があったと申し伝えます。

(13)「防災とボランティア週間講演会」ポスターの掲示について

安藤 地域防災担当副参事

資料に基づいて説明・ポスター掲出依頼がありました。

地域防災担当
副参事:
ボランティア週間とは、阪神淡路大震災の際にボランティアがたくさん集まり「ボランティア元年」と言われたのを機に、1/17~21をボランティア週間と定めると閣議決定されたものです。阪神淡路大震災では、約6,500人の方が亡くなり、その90%が建物や家具の下敷きになった圧死でした。そのような中でも助かった方がいます。その7割は自力で、2割は近所の人に助け出されて、1割が警察・消防・自衛隊によってです。このように、災害時には、近所の人と助け合う「近助」が大切ということで、これをテーマにして講演会が行われます。ポスターの掲示板への掲出にご協力ください。また、防災グッズ(災害用簡易トイレ)のプレゼントもありますので、どうぞご参加ください。

報告事項

(1)地方自治法施行70周年記念総務大臣表彰について

大熊 会長

新宿区町会連合会が、地方自治法施行70周年記念地方自治功労者総務大臣表彰・団体表彰を受賞しました。11月20日、天皇皇后両陛下・安倍内閣総理大臣ご臨席のもと、大熊会長が記念式典にて総務大臣より表彰を受けました。

事務局: この表彰は、地方自治法施行70周年を記念して、「地域のコミュニティづくりに熱心な団体や住民自治組織」に対して授与されるものです。全国で121の団体が表彰され、新宿区町会連合会がその1団体として表彰を受けました。特に次の3点の取り組みが評価されました。

  1. 全国に先駆けて、区町連ホームページ『シンジュクイレブン』を立ち上げ、活動の紹介を行うことで、身近な町会・自治会をアピールしたこと。
  2. 大崎常任相談役のもと、「区町連活性化PT」を立ち上げ、『顔のわかる町会長・自治会長パンフレット』『地縁いきいき』『町会加入促進ハンドブック』の作成と活用を行い、町会加入率の増加に寄与したこと。
  3. 東日本大震災や熊本地震の際、迅速な義援金の呼びかけと多額の寄付を行い、被災地支援に多大なる貢献をしたこと。

各地区の町会長・自治会長の皆様には、2月8日に行われる新春懇親会にて、表彰状・記念品とともにご報告申し上げます。

大熊会長: 11月20日、東京国際フォーラムにて、皆さまを代表し野田総務大臣より総務大臣表彰をいただいてきました。
これも、大崎常任相談役の牽引のもと、理事の皆さまをはじめとする町会長・自治会長の皆さまの永きにわたる地道な町会活動が認められたものであり、大変うれしく思います。
これを大きな励みとして、これからも町会活動にまい進したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

(2)全自連大阪府東大阪大会の報告

前田 副会長

先月11月9日、10日にかけて、全国自治会連合会東大阪大会が開催され、新宿区町連らは大熊会長、中村副会長、大浦副会長、山田副会長と、わたくし前田が出席してまいりました。別紙のとおり、「大会宣言」が採択されました。

さて皆さまは、東大阪市と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。歯ブラシから人工衛星の開発までなんでもありの町工場が集積する「ものづくりのまち」、あるいはラグビーの聖地・花園ラグビー場を擁する「ラグビーのまち」といったイメージをお持ちの方もおられるのではないでしょうか。

そんな東大阪市は、実は町会・自治会活動が大変活発な地域でもあります。今回の東大阪大会でとりわけ印象深かったのは、市内の町会・自治会が取り組む活動を「語りべシアター」という、いわば現代版“紙芝居”形式で町会活動を報告するというコーナーです。この報告会では、町会長をはじめとする出演者が大阪弁での絶妙な掛け合いで町会・自治会活動を報告するという、大変斬新な内容でした。ここでは東大阪市内の自治会における「青色防犯パトロール隊」と「自主防災訓練」の活動紹介がありました。

また翌日には、日本で最も高いビル「アベノハルカス」について、普段は見学することのできない裏側を見学し、最新の耐震技術とエネルギー再生技術を学ぶなど、充実した2日間となりました。来年の全国自治会連合会全国大会は東京都での開催となります。今回の「東大阪大会でのおもてなし」を体感し、来年の東京大会ではそれに負けないおもてなしにしようと心を新たにしたところです。

机上配布

(1)「無料で白熱電球2個以上とLED電球1個を交換します!」

事務局からの連絡

  1. 1月の理事会
    休会です。
  2. 2月の理事会
    日時:2月6日(火)午後2時00分~
    会場:本庁舎 5階 大会議室
  3. 平成30年新春懇親会・れんげ賞表彰式
    日時:2月8日(木)午後6時00分~
    会場:京王プラザホテル 5階 エミネンスホール
    ※12月中旬にご案内状をお送りします。同封の返信用はがきにて、ご出欠をお知らせください。
  4. 3月の理事会
    日時:3月6日(火)午後2時00分~
    会場:本庁舎 地下1階 11会議室

閉会にあたって/福本会計(戸塚地区)

今年の定例理事会はすべて終了いたしました。今日は13項目もあり大変でしたが、大浦副会長の名司会により無事に終了しました。

皆さんご存知の通り、今年は10月の大雨で、各町会・自治会ともたいへんであったかと思いますが、お天気のことなので仕方ありません。

行政の皆さんにも、今年1年大変お世話になりました。ありがとうございました。
これからも区町連は頑張っていきたいと思いますので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。